各市役所からの情報を活用する

札幌市水道局給水部給水課のポスター

 

特に寒冷地の市役所などでは、水道の凍結への対処法がいろいろ紹介されています。例えば札幌市のホームページを見てみると、「水道の凍結について」ということで、札幌市水道局給水部給水課の情報が出ていますが、ここでも水道を凍結させないためには、やはり水道管の「水抜き」が大切だとしています。

 

水抜き栓(白いハンドルまたはレバー)の水抜きの手順ですが、1.風呂や台所の先端蛇口が閉まっていることを確認する。2.水抜き栓(ハンドル、レバー)を右側に止まるまで回し、レバー式の場合には「止」の方向に操作する。3.風呂や台所の先端蛇口を目いっぱい開ける。4.空気入れ蛇口がある場合にも目いっぱいに開ける。5.やや時間を空けてから空気入れ蛇口、先端蛇口を閉める。以上の手順です。

 

今度は水を出す時の手順ですが、1.先端蛇口と空気入れ蛇口が閉まっていることを確認する。2.水抜き栓(ハンドル、レバー)を左側に止まるまで回す。レバーの場合には「出」の方向に操作する。3.先端蛇口をゆっくりと開けていく。となりますが、空気入れ蛇口がある場合には、これの開け閉めを忘れないように注意してください。

 

湯沸し器などについても、その仕様に基づく操作方法を守って水を抜くようにしてください。ハンドルの開け閉めがしっかり行ってください。これが不完全だと、水が完全に抜けず、凍結や破裂の原因になる可能性があります。